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●エルサレムよりアラビア半島へ:イエメン共和国
アル・マウィートの山村
イエメン西部山岳地帯にあるアル・マウィートは山の上にある美しい町です。
イエメンレポート
短時間での滞在のようですが最近のイエメンの様子のレポートです。
酷い状況にもかかわらず絶望した顔をしていないのが素晴らしいです。このような方々ならば、平和への道が示されるやいなや驚愕するようなスピードで復興するように思います。
イエメン24時間
少し前に掲載した場所を違う方がレポートしています。※日本語字幕が利用出来ます。
イスラムのスンニ派とシーア派はよく耳にしますが違いとなるとよくわからないですね。
キリスト教にもカソリックとプロテスタントがあり、カソリックにはローマ法王が存在するように、シーア派には最高指導者(政治にも関与)がおり、信徒は写真にキスしたりします。
イランがシーア派の代表、サウジアラビアがスンニ派の代表です。シーア派とスンニ派は教義の違いで争っているように見えますが、これは付随的なもので本質ではありません。
どの国にも両宗派の方々がいるわけですがスンニ派の国家では
富裕層ースンニ派
貧困層ーシーア派
という社会構造があり亀裂が生じやすくなっています。簡潔に言うと
イランは「この偽物の王室どもめ!」とアラブ諸国を非難し、
サウジアラビアは「なんだと!この偶像崇拝者め!」とイランを非難
という論争になります。あくまでも引き金は社会にはびこる格差と王室の利権です。
UAEは国王の主導により格差をなくす努力をしているものの、インドなどから来た外国人労働者に対しては奴隷以下だと批判もされている現状です。

争いが頻繁に起こる理由は専門家にも一致した見解があるわけではなさそうです。
そこでアラビア語と日本語を比較してみると
日本語:be動詞の「〜です」に多様な婉曲表現が可能。
アラビア語:be動詞がない。単語を追加しない限り断定的になり婉曲表現が出来ない。
日本人がアラビア語を学ぶとき困惑するところでもあります。普段は意識出来ませんが、日本の平和を支えているのは日本語なのかもしれませんね。
アデン港
アデン港はイエメンの最南端に位置しています。先日のサウジ・イランの和平協定が結ばれるまでは激戦区域でした。アデン港は暫定政権(サウジ側)が支配していますが、首都サヌアはフーシー派(イラン側)が支配しています。
今後の展望
今年の4月末に越境3.0で今後のイエメンの展望を語っておられました。平和へ向けて本気で取り組む模様です。イエメン・コーヒーの事も語っておられました。
首都サヌア
2015年の首都サヌアです。当たり前ですがスペインのアルハンブラ宮殿の建物を連想します。長い長い年月をかけて遥かに隔てた文化が繋がっていったのでしょうね。
段々畑
イエメン西部の農業です。このような段々畑を見てしまうと、遥か遠く離れた隣人のように思えてしまいます。
ソコトラ島紹介
ハイライトだけの紹介になります。それでも稀にみる素晴らしい観光資源を持っているのですね。
白い砂丘は本当に素晴らしい。一日も早く自由に訪れる日が来ることを願います。


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