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●アラビア半島からスペインへ:ギリシャ共和国
ギリシャ経済危機
ギリシャを一言で言うと働かない国民性と無責任な政府といったところでしょうか。財務状況を粉飾してEUに加盟したものの、政権が変わることで事実が明るみに、そして経済危機を迎えました。
国内に製造業はなく観光業と海運業だけの特殊な産業構造になってます。また「俺たちは働かないけど支援はしろ、でないとEU全体が大変なことになるぞ」という滅茶苦茶な論理を展開、それでもEUの支援により2020年から軌道に乗ってきたところへコロナ。今年になってからようやく息を吹き返した感じです。海を挟んだ隣国イタリアとは深い関係にあり、豪華客船でエーゲ海をクルージング、という圧倒的人気を誇る観光資源があります。
ギリシャの電力事情
ギリシャの発電は昔から石炭火力発電でした。しかし脱炭素社会の流れに沿って石炭発電を減らしてソーラーパネルやロシア産天然ガスへとシフトしてきました。そこへウクライナ戦争、中東の石油減産表明などで電気代が高騰したたため方針を転換しています。
ソーラーパネルは環境破壊と自然景観を損なうため増設は見送り、石炭火力発電を増やすことで電力の不足分を補う方針です。欧州はフランスを除いてギリシャと同様な方針です。ここで石炭火力発電で排出するCO2をはじめとする有害物質を除去する技術を提供したのが日本なのですが、日本政府は脱炭素社会の実現に向け、この技術の輸出をやめる方針のようです。この件に関して竹田恒泰さんが怒りの声を発していました。
中東が石油減産を表明しているなか日本政府の対策は「援助金」という対応です。足らない分をこれからどのように補うのか?何もストーリーはありません。
※フランスだけ方針が違うのは原子力大国のためです。日本では同じ方針を取ることは出来ない状況です。
サウジアラビアとの関係
昔からギリシャとサウジアラビアは関係が良好でしたが、再生可能エネルギーや観光、NEOMプロジェクトへの投資などムハンマド皇太子とは一層の関係強化を築いていく模様です。
また軍事的にもトルコ、ギリシャ、サウジアラビアの良好な3国関係は、サウジアラビアおよびレバノンとイスラエルの国交正常化へ向けて大きく前進することが予想されます。
アテネ
※日本語字幕が利用出来ます。
言わずとしれた古代遺跡の都ですが全体的には近代的大都市です。日本とは生活習慣が違うようで、役所関係は7:00〜14:00まで、一般の職場は9:00〜13:00で仕事がある人だけ16:00〜19:00まで働くようです。その間はシエスタと呼ばれるお昼寝タイムとなります。レストランは「タベルナ」と呼ばれ、ランチタイムは大体14:00からです。タベルナ自体14:00からオープンだったりします。オリーブオイルを使った魚介類のメニューが豊富で日本人好みかもしれません。
ザキントス島
ここも人気が高い島ですが、島民が仲良く障害者手当を不正受給していたというギリシャらしい事件がありました。
マラトニシ島
ザキントス島の近くに浮かぶマラトニシ島へのボートツアーが人気です。白い断崖と青く透明な海、ここだけの世界が広がります。
ヴィコス渓谷
ギリシャ北西部に広がる渓谷です。
コニスタ
ヴイコス渓谷の北側に位置する山岳都市で、信州の伊那谷を思わせるようなエリアです。もうアルバニアとの国境が間近になります。
レフカダ島
本土と橋で結ばれアクセスが良いのが魅力です。
ギオナ山
ピラミッドみたいな形をした山です。
リオン・アンティリオン橋
ケファロニア島
レフカダ島の南に位置する島でボートで行く洞窟探検が人気です。
ヴォイドキリア ビーチ
Ωの形をした不思議なビーチです。
モネムヴァシア島
中世の要塞都市ですが、現在では島全体が観光地になっています。
ミコノス島
サントリーニ島より平坦ですが、その代わり密集している感じがあります。
パルガ
絵のように美しい町です。それだけに人気も絶大です。
サントリーニ島
エーゲ海に浮かぶ島で輝くばかりの美しさを誇ります。
ミロス島
ミロのヴィーナスが発見されたことで有名ですが、何故かルーブル美術館にあります。海そのものを楽しみたい人には天国です。
ロードス島
トルコの南に位置するのにギリシャ領という不思議な位置関係にあります。海の青さが素晴らしいです。
クレタ島
ギリシャ最大の島です。古代遺跡も多く人気の高い観光地です。


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