大キレットの一番低い所にある最低のコルに着きました。
写真はそこから見上げた南岳です。太陽に照らされて
雪はだい溶けているようです。それでも所々白いマークが消えて
登山道がはっきりしないところがいくつもありました。
だから面白いとも言えるのですが、その分時間がかかります。
正面に見えているのが、これから登る北穂高岳です。
その右横に見えている三角形のピークが長谷川ピークです。
こちらの斜面は北斜面だけにまだずいぶん雪が残っています。
南岳側から見ると長谷川ピークもたいした事はないように見えますね。
北穂側から見ると衝撃的なピークなんですけどね。
そのあまりの違いにも驚かされます。
こちらは雄大な笠ヶ岳。昨日の降雪はほとんどなかったようです。
穂高連峰一帯だけ積雪となったのですね。
やっぱりこの季節の登山には防寒対策が必須です。
立山方面を見ると真っ白でした。同じ北アルプスでも
場所により全然自然環境の厳しさが違うことがわかります。
きっと立山にいらした方はびっくりしていることでしょう。