先ほどの南岳とは反対側にある奥穂高の展望です。北斜面の影響か
まだかなりの残雪がありますね。本当は奥穂高まで行きたいところ
ですが、時間の関係でこのまま涸沢へ下山します。
奥穂高の展望の右上の稜線上にある3つのピークを拡大しました。
右側からジャンダルム、ロバの耳、馬の背です。
3点支持の基本を充実に守れば登れる岩山ではありますが
格別に難しいルートで岩大好き人間の憧れです。
奥穂高−前穂高の稜線は吊尾根と呼ばれ、上高地の河童橋からも
見ることができる稜線です。美しい稜線ですが距離は長く普通に歩くと
軽く2時間はかかってしまいます。そんなふうには見えないのですが・・・
あまりに雄大すぎて錯覚を起こすのでしょう。