杓子岳の方を見ると、少しガスがかかっていましたが、今まで歩いてきた
道を一望することができました。長いこと歩いたものですね。今日は白馬
大池から歩いてきたので余計に遠く感じました。
写真では杓子岳の上に、わずかに顔をのぞかせている山は小蓮華岳です。
朝はあんなところにいたのですね。
こちらの穏やかな稜線は天狗平と呼ばれ、その先は唐松岳へと続きます。
そのままゆったり歩いて唐松岳へ行けると良いのですが、そうはいきません。
不帰の剣という難所が待ち構えています。一方、鑓温泉へはすぐこの先で
下山します。でもこちらの登山道も最後は鎖と梯子。決してあなどれません。
稜線の山小屋はこの天狗平にあり、近いといってもご覧のとおりです。
まっすぐ歩いてつきあたりの山を左手に降りた雪田のところにあります。
日常生活の感覚では、ちっとも近くありませんね。
雪田のあたりを望遠で撮影しました。これならはっきりわかりますね。