こちらはあまり皆から注目されない小梨平の河原です。これから
奥穂−西穂を目指す方達には断然こちらの展望がお勧めです。
右側にある奥穂高岳から始まり中央にあるだらだらした下りの底が
天狗のコル、そこから絶壁のような壁を抱いた台形の山が天狗岳
その左隣にある三角の山が間の岳。見てもおわかりかと思いますが
アップダウンが激しく、非常に体力を消耗するルートとなっています。
今回はこの稜線を歩こうというのですから大変です。
こんな暑さの中、果たして稜線を10時間近く歩けるでしょうか?
でも丁度真ん中にある窪んだ天狗のコル(鞍部)からエスケープ
ルートがあり岳沢を経て上高地へ降りてこれるので安心です。
岳沢には今期からオープンした岳沢小屋がありますし、岳沢小屋
にはいつもお世話になっている元南岳小屋管理人のさかもとさん
がいらっしゃいます。途中でエスケープすることになっても楽しみ
はつきません。