ネット街道(リンク集) Internet Load
●更新内容

〜世界につながる中山道〜
2025.05.05
@マリア地蔵を偲んで:エクストラマデューラ州 イベリコ豚
Aイタリア:プーリア州 ガルガーノ国立公園 空撮
Bポルトガル:ポルトガルの中心地
2025.05.04
@スペインとつながっていた国々:モロッコ紹介
A癒しの音楽(その他):Sami Yusuf - Un Corazon Bailando
B癒しの音楽(その他):Sami Yusuf - Ven Mi Alma
C癒しの音楽(その他):Sami Yusuf - En al-Andalus
2025.05.03
@イタリア:プーリア州 ガルガーノ国立公園
Aスペインとつながっていた国々:アルジェリア タッシリ・ナジェール国立公園
2025.05.02
@Hauser:Desert Rose
●くらし・趣味
花筏 作品紹介
イエメン・コーヒー
事務所は大阪にあります。香りの次元が違うコーヒーです。
大王わさび農場
●信州のお勧め観光スポット
Winter Season
Summer Season
白馬岩岳マウンテンリゾート
Iwatake Mountain Resort in Hakuba
立山・黒部アルペンルート
Tateyama-Kurobe Alpine Route. English Guidance is available.
白馬絶景サウナ 白馬ハイランドホテル
こちらは白馬ハイランドホテルの屋上にある絶景サウナです。ちょとお高いけど2時間貸し切りで素晴らしい展望みたいです。同じ系列で青木湖畔にもう少しリーゾナブルなサウナがあります。
白馬絶景サウナ 青木湖
体を冷やす水風呂は青木湖なんだそうで。この常識破りの発想素晴らしいですね。少し前まで、さびれた雰囲気だった青木湖、木崎湖周辺は今HotSpotとして生まれ変わりつつあります。
木崎湖 サウナ KOKAGE
ちょっとお高いですが貸し切りサウナです。水風呂は木崎湖にはいります。
日帰りサウナ 白馬 From P
白馬駅から約1.5km歩いても20分くらいのところにあります。本来はグランピングの施設ですが日帰りサウナが利用できます。貸切にしてはリーゾナブルな料金設定です。
白馬 sauna - No niin - ノニーン
白馬駅の周辺にありますが歩くと少し遠いです(3km)。
しろうまサウナ
白馬駅から2kmくらいのところにあります。徒歩だと30分ほどで行けます。
●癒しの音楽(Andre Gagnon)
COMME AU PREMIER JOUR
初めての日のように
Chanson Sans Paroles
無言歌
Un piano sur la mer
海の上のピアノ
Les Jours Tranquilles
静かな日々
セピア色の写真
溢れる愛のなかでも
Love Theme
明日
●癒しの音楽(Hauser)
Gabriel's Oboe
Hauserさんはクロアチアのチェロ演奏家です。
Cinema Paradiso
Playing Love
Piano Concerto No. 2 (Rachmaninov)
The Swan
Adagio (Albinoni)
Hauser & Dimash "Ave Maria"
とにかく別次元の演奏となっています。
Tristesse (別れの曲)
パガニーニの主題によるラプソディ
Pathetique Sonata
原曲はベートーベンのピアノソナタです。
Benedictus (by Karl Jenkins)
Emmanuel
Emmanuelはヘブライ語で"God is with us”という意味になります。
Hauser & Dimash "S.O.S"
S.O.S d'un terrien en detresse はフランス語で「悲観にくれた地球人からのSOS」みたいな意味になります。歌もフランス語で歌っています。圧倒される演奏です。
モーツアルト Laudate Dominum
Kiss the Rain
Intermezzo
原曲はブラームス間奏曲 op.118 No.2 in A majorです。自然景観に溶け込んでいるビデオが素晴らしいです。
La Califfa
Desert Rose ★NEW★
過酷な自然環境の砂漠を美しく感じてしまいます。Hauserさんならではかと思います。
●癒しの音楽(Libera) Liberaは英国の少年合唱団です。 
天使のくれた奇跡
彼方の光
あなたがいるから
生命(いのち)の奇跡
明日へ for the future
●癒しの音楽(その他)
ヘンデル パッサカリア 編曲
フランスのAlexandre Pachabezianさんの編曲です。
Game Of Thrones
Alexandre Pachabezianさんの演奏です。
Amazing Grace
合衆国のミュージシャンSimply Threeによる演奏です。
Let My Love Be Heard
合衆国の作曲家Jake Runestadの作品です。Voces8による演奏です。
Una Mattina
Alexandre Pachabezianさんの編曲です。音楽的感性も素晴らしいですが、背景の夕暮れと見事にマッチしています。
Sami Yusuf - Un Corazon Bailando ★NEW★
Sami Yusufさんの作品です。Un Corazon Bailandoはスペイン語で「踊る心」になります。
Sami Yusuf - Ven Mi Alma ★NEW★
Ven Mi Almaはスペイン語で「カム・マイ・ソウル」という意味になります。
Sami Yusuf - En al-Andalus ★NEW★
アル・アンダルスとはアラビア語によるイベリア半島の名称です。世界が新しい時代を迎えたことを感じさせるてくれるような内容です。現代において、過去の精神的文化遺産は、捨てられるのではなく再構築されていくのでしょう。後半は圧巻です。
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●元気の出るアラブポップ
Dihiat Alzaeama
ムハンナド・カラフさんは合衆国音楽界の新星です。ロサンゼルス出身で多民族の家庭で育ったことから伝統的な中東のリズムとメロディーを西洋のポップミュージックと融合させた音楽を制作しています。何故か一度聞くと引き込まれる魅力があります。
Hallelou (ハレルヤ)
マルワン・シャミさんはレバノンのミュージシャンです。日本ではレバノンのイメージはあまり無いかと思いますが、その昔フランスの植民地で首都ベイルートは中東のパリと呼ばれるほど栄えていました。キリスト教とイスラム教の混合国家で、服装からわかるようにヨーロッパ文化に近くアーティストを多く輩出しています。俳優ではキアヌ・リーブスさんがレバノンの出身です。
※アラビア語から日本語への自動翻訳が利用出来ます。
Hawil Marra Okhra
ハムード・アル・カデルさんはクエート出身の歌手で、Hawil Marra Okhraは「もう一度試してみて」という意味になります。
※アラビア語から日本語への自動翻訳が利用出来ます。
Wele Mn El Esheg
ムハンナド・カラフさんとイラク出身のアナス・タブシュさんによるビデオです。
アラブパワーはもしかすると世界最強かもしれません。バス一台を貸し切って皆でカラオケに行くなんてあるのでしょうか?アラブ人ならきっとあります。彼らは始まったが最後終わりが見えません。きっと朝まで歌い続けるのでしょう。
※アラビア語から日本語への自動翻訳が利用出来ます。
Kun Anta
クエート出身の歌手、ハムード・アル・カデルさんの演奏で、Kun Antaは「あなたらしく」という意味です。歌詞が記載されていますのでGoogle翻訳することが出来ます。
Ouloulou
マリッタ ハラニさんはレバノンの歌手です。この女性の服装はアラヒア半島ではレバノンでしかあり得ません。これはもうヨーロッパで良いのでは?と思ってしまいます。でも残念ながらレバノンには、南部にもうひとつ別の国があるようなものです。普段日本で放送されるのは、そちらの世界の話になります。イスラエルとの国境には平和維持活動のため国連軍が駐在していますが、部隊の指揮はスペインが行っています。これもウマイヤ朝時代のご縁なのかもしれません。歌詞が記載されていますのでGoogle翻訳することが出来ます。歌の中で聞こえるハビビは英語のベイビーという意味です。
Wala Yhemak
リマ ユッセフさんはレバノンの歌手です。歌詞が記載されていますのでGoogle翻訳することが出来ます。Wala Yhemakは、気にしないで、くらいの意味になります。
Deggou El Touboul
このビデオはレバノンの歌手IYANさんの「結婚式をお祝いする」ビデオです。レバノンらしいDabke Danceを踊っています。レバノンにはキリスト教と言っても多宗派があり、中でもキリスト教の最大の宗派であるマロン派は、ちょっと変わっています。東方教会の典礼を行いながらローマ・カトリック教会に属し、さらにアラビア語を使って話します。また教会で行う挙式は、もう感動するほど見事なものです。
※アラビア語から日本語への自動翻訳が利用出来ます。
Mabrouk Mabrouk
レバノンの歌手ラヤル・アッブードさんの結婚式を祝う歌です。歌だけを聞いていると平和な光景が思い浮かびます。レバノン南部を実質的に支配していた独自政権は、旧シリア政権に支えられていました。しかし旧シリア政権が崩壊した今、状況は一変しているはずです。きっと良い方向へ行くと思います。歌詞が記載されていますのでGoogle翻訳することが出来ます。
レバノンの結婚式 No.1
こちらのビデオはアラブポップではなく、レバノンの教会で行われる結婚式のビデオNo.1です。
ショート版ですが素晴らしさは十分伝わると思います。礼拝堂で結婚式を行うのですから素晴らしいはずです。
レバノンの結婚式 No.2
レバノンの教会で行われる結婚式のビデオNo.2です。アラビア半島にも、こんなにも美しい世界があったんですね。
レバノンの結婚式 No.3
レバノンを「アラビア半島の宝石」と表現した方もいらっしゃいました。
Ya Shabab Ya Banat
キャロル サマハさんはレバノンの歌手です。Ya Shabab Ya Banatは「男も女も」みたいな意味です。※アラビア語から日本語への自動翻訳が利用出来ます。
Keef Jani
ミリアム・アタラさんはシリア生れですがレバノンで活動しています。歌の内容は「結婚してくれないと生かしては返さない」という話のようです。
●日本の歌 (Japanese Song)
赤とんぼ (Akatombo)
故郷 (Furusato)
夕焼け小焼け (Yuyake Koyake)
How Beautiful by Akiko Yano
There are many different colors in this world.
自転車でおいで(Jitenshade-oide by Akiko Yano)
Come on by bicycle!!
渡良瀬橋 (Watarase-bashi by Chisato Moritaka)
I'm always praying for you from here far away.
Tsunami by Keisuke Kuwata
The trembling in my heart is like a tsunami.
駅 (Eki by Mariya Takeuchi)
The Station. It's not changed but I was....
春よ、来い (Haruyo Koi by Yumi Matsutoya)
I'm waiting for you forever. Performed by Japan Ground Self-Defence Force.
⇒Live Performance
Live performance in the rain. Amazing!.
マドンナたちのララバイ (Madonna tachino lullaby by Hiromi Iwasaki)
I would like to be your mother in another life, if I could.
●日本の伝統音楽(Japanese traditional music)
平調 越殿楽 (<Heichou=one of 6 Japanese music scales> Etenraku)
'Etenraku' is the japanese traditional music.
'Etenraku' es la musica tradicional japonesa.
'Etenraku' est de la musique traditionnelle japonaise.
琴演奏 三段の調べ
琴演奏 鷹(taka)
琴演奏 鳥のように
中学生とは思えない見事な演奏です。
琴演奏 斜影(shaei)
「斜影」は沢井比河流が作曲した独奏箏曲です。演奏は中学生ですが男性だけあって情熱的です。ここまで情熱的だとスペインの情景を思い浮かべてしまいますね。
琴演奏 春の海
言わずとしれた「春の海」です。日本に宣教に来たフランシスコ・ザビエルが琴演奏を聞いたかはわかりませんが、もし聞いていたら琴演奏あるいは日本文化に震えるほど感動していたかもしれませんね。
江刺追分
ヘンデルの作曲した「メサイア」の16ビートの合唱曲と比較しても、芸術的に技術的に全く遜色ありませんね。
⇒ヘンデル 《メサイア》より For unto us a Child is born
●マリア地蔵を偲んで (Maria Jizo is the statue of Maria with Jesus in her hands)
マリア地蔵
日本にキリスト教を伝えた宣教師フランシスコ・ザビエルがスペイン出身ということで、 ここではスペイン系の題材を掲載します。
スペイン国歌
スペイン国歌は少数民族への配慮から歌詞がありません。歌いたくても歌えない唯一の国歌だと思います。第二次世界大戦前に共和国へ移行した結果、内戦で50万人がなくなるという不幸な時代がありました。内戦はフランコ独裁政権の誕生により終結しますが、この時代に少数民族への弾圧があったのです。フランコ独裁政権の後、奇跡的に王制が復活して今日に至ります。
アンダルシア州 ウエルバ エル・ロシオの巡礼 No.1
何も知らずに見ると「フラメンコのお祭りが始まるのかな?」と思ってしまうかもしれません。エル・ロシオの巡礼はアンダルシア州ウエルバ県アルモンテにあるエル・ロシオ礼拝堂の聖母マリアにささげられる巡礼です。毎年5月末頃に行われますが、百万人が参加するといわれています。

内容はこんな感じで非常にストーリー性が高いお祭りです。
アンダルシアの各地からロメロス(romeros)と呼ばれる巡礼者達は、徒歩または馬に乗って各地を出発します。この時点でもう大変な賑わいで静寂な日本人にはまさか巡礼が出発するのだとは思わない事でしょう。巡礼者はエルマンダデス(Hermandades)と呼ばれるグループを作り、日中は歌を歌いながら移動し、夜になるとキャンプの準備をし、夜遅くまでたき火の周りで食べて踊ります。
さすがはスペインです。参加者が100万人?最後はどうなることやら!
エル・ロシオの巡礼の目的は、聖母を称えるためにアルデア・デル・ロシオに到着することです。そしてこの巡礼が最高潮に達する頃、人々が聖域を囲ったフェンスを飛び越え聖母を救出するために行列を作り始めます。短いビデオでは壮大さまでは伝わらないかもしれません。
アンダルシア州 ウエルバ エル・ロシオの巡礼 No.2
こちらは約40分の長いビデオでクライマックスを中心に伝えてくれています。いかにもスペインのお祭りです。もうぐちゃぐちゃですね。
※スペイン語から日本語への自動翻訳が利用できるのですが、あまり正しく訳されていません。
アンダルシ州 マラガのLegionとの交流
2025年もセマナ・サンタはマラガで盛大に行われました。このビデオはレヒオンのパレードの一部を抜粋したものです。編隊はサントドミンゴ教会から部隊毎に分かれて街をめぐり、最後に再び教会へ集結します。このパレードと市民との距離感はスペインならではかと思います。POLICIAが交通整理をしているとはいえ、もう市民に溶け込んでいるレベルですね。パレードの後をぞろぞろ追いかけて行く事も可能です。それはパレードが一挙に進むのではなく、途中休憩を取りながら市民と触れ合う時間があるためです。兵士が恰好いいという事もあり、ボディタッチをしながら写真撮影とか、もう当たり前のようにしています。このビデオでは録画されていませんが「この後二人だけになれませんか?」など過激な会話もたまにあります。よほど美人の人に撮影を頼まれたのかもしれませんが、スペインではそれが男性である可能性も否定できません。
カスティーリャ・ラ・マンチャ州 クエンカ
クエンカはマドリードから日帰り旅行で行ける位置にあります。また「歴史的城塞都市クエンカ」としてユネスコの世界遺産に登録されているほど美しい街で、崖の上に建つ「吊り下げられた家」が名所になっています。建設したのは中世のイスラム教徒だったようです。「吊り下げられた家」と聞くとイエメンの山々の家を思い出します。もしかするとアラビア半島からスペインに建設技術が伝えられていったのかもしれません。中世のイスラム世界であった頃は、技術は交易を通じてあっという間に広がっていった事を思い出させてくれます。きっと中世における「街道」という概念は文化や技術の交流になくてはならないものだったのでしょう。
⇒イエメンの吊り下げられた家
イエメンの「吊り下げられた家」です。ご参考までにどうぞ。下は日本語訳のリンクです。自分で訳したものなのでおかしい所があるかもしれません。
⇒日本語訳
エクストラマデューラ州 イベリコ豚 ★NEW★
イベリコ豚といえばアンダルシア州の上、ポルトガルに隣接したエクストラマデューラ州で飼育されています。グレーまたは黒色をした豚です。その歴史は古く約3000年以上前の古代ローマ帝国時代までさかのぼれるのだとか。

でもスペインがイスラム帝国の時代には食べなかったことになりますね。
その期間イベリコ豚はどうしていたのでしょう?イスラム(発音はイスラーム)世界では豚肉禁止と言われますが、調べてみると、どうもそういう話でもないようです。アラビア半島の砂漠気候では日中の気温が50℃にもなるため、ユダヤ教であろうとキリスト教であろうと、伝染病の原因となる豚肉を食べるのは敬遠するようですね。 
寒帯の気候区分にイスラム国家はありませんが、北欧のムスリムはどうしているのでしょう?個人差があるようですが、コーランに禁止と記載されているとはいえ戒律としては緩和されているようです。
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●アラビア半島からスペインへ:イタリア共和国
イタリア共和国 国歌
ヨーロッパで観光客数No.1の国ですが、北部、中部、南部で地形、気候、生活習慣が著しく違う不思議な国です。かつてはローマ帝国を築いていたわけですが、ウマイヤ朝時代のイスラム帝国や大航海時代のスペイン帝国といい、どうして衰退してしまったのでしょう?これからの世界を読み解くうえで学べる事が沢山ありそうです。
フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州 トリエステ ドゥイーノ城
ドゥイーノ城は観光地としてはあまり知られていませんが、海を見下ろす険しい岩壁の上に建てられ、広大なパノラマを楽しめる場所です。地元の人たちは結婚式の披露宴などをやったりしています。
フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州 トリエステ ドゥイーノ城 披露宴
こんな素晴らしい場所で披露宴だなんて!さすがはイタリアです。
サンマリノ共和国 No.1
サンマリノが誕生したのは301年だとか。それからずっと独立国家であるのは不思議ですね。面積は日本の十和田湖と同じくらいで険しい要塞のような山で形成されている国です。主要産業は観光で、芸術品のような切手が有名です。世界中にコレクターがいるのだとか。最初はローマ皇帝から迫害を受けたキリスト教徒によって作られた国だそうで。まるで要塞のような街並みは、その影響なのでしょう。
サンマリノ神社
サンマリノには日本の神社が建立されています。何故?それは東日本大震災の鎮魂のためだそうです。サンマリノはローマ皇帝の迫害を逃れて出来た国で、建国の精神として「信教の自由」を強く理念として掲げていたようです。またイスラム世界と同じく権力集中を排除する共同体文化で、権威主義的ローマ・カソリックとは一定の距離を置いて接していたようです。
日本の神社をサンマリノに建立するアイデアが受け入れられるのもすごい事かと思います。神道の「自然が神様」という考え方を受け入れられるということは、イエスを人間と考えていたキリスト教初期にあったアリウス派に近いとらえ方なのかもしれません。
サンマリノ共和国 No.2
5分くらいでサンマリノの説明をしてくれるビデオです。
プーリア州 ガルガーノ国立公園 ★NEW★
イタリアの中部から南部にかけて広がるプーリア州はほとんどが丘陵地帯で高い山は全くありません。国民性も北イタリアのようなドイツ・オーストリア的で勤勉な性格とは違い、海洋的でのんびとしています。また近年は、バルカン半島諸国(アルバニア、マケドニア、モンテネグロ、セルビア)との強固な経済的協力関係を築いています。
※英語から日本語への自動翻訳が利用出来ます。
プーリア州 ガルガーノ国立公園 空撮 ★NEW★
こちらはドローンによる空撮です。なだらかな丘陵は北イタリアとは別世界です。
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●かつてイスラム王国ウマイヤ朝でスペインとつながっていた国々:ポルトガル
西アルガルベの海岸線
ポルトガルの海岸線は西向きなので夕暮れは息を呑むほど美しくなります。夕暮れの綺麗な海岸線ならどこにでもありますが、この西アルガルベは何かが違います。「神様の休まれる場所」的な美しさを持っています。30分と長いビデオですので時間のあるときにどうぞ。
首都リスボン
ポルトガルの首都ですが歴史ある美しい街です。それだけに観光客の数もスペインのバルセロナやマドリードと並びます。国民性はスペインと良く似ていますが、国全体として見るとかなりの違いを感じます。それは歴史にも表れているようです。
ポルトガル国歌
ポルトガルもスペインのフランコ政権同様にサラザールによる長期独裁政権が続いていた国でした。さらにスペイン内戦時代、フランコ反乱軍に義勇軍を送っています。にもかかわらず第二次大戦中は中立の立場で、世界大戦終了後は独裁政権のままNATO創設に関わり、当初からNATOのメンバーとなりました。
「え?独裁政権がNATOに加盟していたんですか?」と耳を疑いたくなるような話です。この独裁政権は後継者に受け継がれて1974年まで30年近くも続いてしまいます。一方のスペインはフランコ独裁政権が終了するのが1975年と同時期なのに、NATOに加盟出来たのは1982年とポルトガルの37年後です。一体どうなっているのやら。
昔の江戸時代も交易はポルトガル=OK、スペイン=NGだった事を考えると、国家としての性格は大分違うようです。ちゃっかり型、ゆるキャラタイプの性格なのかもしれません。
リスボンの春
毎年4月25日は「リスボンの春」として祝われます。別名カーネーション革命と言われ、独裁体制「エスタド・ノヴォ」を終結させた軍事クーデターです。
でもスペイン内戦と違い、数名の犠牲者を出しただけだったので無血革命とも言われます。革命の成功を祝って革命戦士の銃口にカーネーションを挿したことに由来して名づけられたようです。当時の世界の流れから言って、この後に共産党政権が誕生するはずなのですが不思議な事にそうはなりません。ポルトガルをめぐる世界の攻防も凄まじかったとは思いますが、共産党政権とならなかったのは、結局は温厚な性格の国民性によるものなのかもしれません。※ポルトガル語から日本語への自動翻訳が利用出来ます。
リスボン ロカ岬
リスボンから西へ20kmほど行くと断崖絶壁のロカ岬があります。中世までは地球の果てと考えらていたようです。
ポルトガルの中心地 ★NEW★
リック・スティーブスさんのポルトガル紹介ビデオです。25分と長いビデオですが街の表情をよく伝えてくれています。
※英語から日本語への自動翻訳が利用出来ます。
●かつてイスラム王国ウマイヤ朝でスペインとつながっていた国々
サウジアラビア:マダイン・サーレハ
BC100年頃ナバテア族によって作られたようですが、一体どうやって作ったのでしょうか?
同じナバテア族によって作られた遺跡にヨルダンのペトラ遺跡があります。高度な技術を持った時代があったのですね。
レバノン:バールベック神殿 No.1
1世紀頃に作られた神殿らしいのですが、台座、柱、梁の大きさが尋常ではありません。一切の説明が出来ない高度な技術が使われていたらしいです。いにしえのアラブ人達の技術には驚きます。
私の推定では、アラブ人達が凄いのは500人とか1000人とか集まってコラボが出来るところかな?と思います。それだけでは説明できませんが。
レバノン:バールベック神殿 No.2
1世紀頃ローマ時代に作られた神殿の台座は、実は1万年以上前に作られたもので、その重量や接合部の精度など一切説明が出来ないようです。その時代はシリアのダマスカスに古代都市が建設されたのと同じ時期ですね。日本は縄文時代です。
※英語から日本語への自動翻訳が利用出来ます。
アルジェリア:タッシリ・ナジェール国立公園 ★NEW★
このビデオでは広大なサハラ砂漠を6日間かけて移動しています。約40分という長いビデオです。
ウマイヤ朝時代にはアラビア半島とスペインを結ぶ交易ルートには地中海航海ルートの他、らくだを使ったサハラ砂漠ルートがあったようですが、サハラ砂漠ルートでは道もないのにどうやって交易ルートを築いたのでしょう?地形や星座を見ながら点在するオアシスを結んで交易していたようです。イスラム帝国は平和と安全を保障する代わりに、税金を徴収するという手法で地中海沿岸に拡大していったのですね。あくまでも交易による信頼関係を築くことで繁栄していったようです。
モロッコ紹介 ★NEW★
こちらは阪急交通社のモロッコ紹介ビデオです。編集された方は、よほどモロッコに惚れ込んだらしく、非常に優れた紹介ビデオになっています。
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●スペインより地中海を超えてイスラムと砂漠の民(アラブ)の世界へ
アトラス山脈
アトラス山脈は地中海とサハラ砂漠を隔ててモロッコ、アルジェリア、チュニジアにまたがり、全長は約2500 kmと長大な山脈です。山脈の最高峰はモロッコ南西部にあるツブカル山で標高4167mあります。
サハラ砂漠
アトラス山脈を越えるとそこには広大なサハラ砂漠が広がります。何もないように見えますが途中にオアシスがあります。
エジプト アブシンブラ宮殿
ナイル川の上流にはアブシンブラ宮殿があります。日本人にはちょっと大きすぎますね。日本庭園に象徴されるように、小さな小宇宙を創るのが日本文化なのかなと思います。
エジプト 聖カタリナ修道院とシナイ山
モーセが十戒を授かった山がシナイ山とされています。表現するのが難しい独特な世界が広がっていますが、きっと地層が古いのでしょう、岩がまともな形をしていません。ここから聖地エルサレムはもうすぐです。
※残念ながら、現在シナイ半島全域が外務省危険度レベル3で渡航することは出来ません。
エルサレム
奈良井宿からキリスト教の聖地エルサレムまで遥か遠くではありますが、確かにつながっていたのですね。ここはイエス・キリストが十字架で処刑された町でもあります。聖書をのぞいてみるとヘロデ王による恐怖政治が終わっても、権威主義的社会の中、イエスは互いを思いやる心に飢え乾いていたようです。
逮捕された時は弟子達にも見捨てられ、孤独の絶頂だったのかと思いきや、強盗のひとりがイエスを気遣い「共にパラダイスにいるであろう」と言われるほどに強い絆ができました。
スペインのパレードEl Novio de la muerteに出てくる「愛は我が旗である」を心で歌った最初の人は、きっとこの強盗だったのですね。キリスト教禁止令の迫害の中、命を全うする事が出来なかった魂が、強い絆で結ばれたパラダイスの中で心安らかであることを祈ります。
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●エルサレムよりアラビア半島へ:イスラエル
イスラエル国歌
おそらく国歌のメロディーで短調でつづられるのはイスラエルだけかと思います。「希望」は全ての人の宝物ですね。でもイスラエルの中には、もうひとつ「パレスチナ」という国が存在します。外国人は検問を自由に通行することが出来ますが、パレスチナ人は軍事境界線で隔てられた「壁」の外に出るこは出来ません。買い物はおろか病院へ行くことさえ。いつの日か自由に通行出来る日が来る事を祈ります。
パレスチナ国歌
強烈な内容ですが、現実を考えると悲哀を感じてしまいます。
⇒両国の相互理解の為に祈ります。
エルサレム 昇天礼拝堂
イエスはここから天に召されたそうです。新約聖書をのぞいてみると、イエスの誕生を知ったヘロデ王は国内の赤ん坊を皆殺しにしたそうで。母マリアはヘロデ王の恐怖政治が終わるまでイエスを連れてエジプトへ逃れていたそうです。すると同世代の友人はひとりもいなかったことになりますね。
ヘロデ王の恐怖政治が終わっても、イスラエルは権力を掌握する者達の顔色をうかがって生きるような権威主義社会だったようです。十字架の場面で驚くのは、扇動されているとはいえ、群衆のイエスに対する激しい馬頭です。不思議な事にローマの総督ピラトは群衆達から必至にイエスを守ろうとしているように見えます。残念ながら守れませんでしたが。
ここで現代に目を向けると、バチカン市国がローマの中に、まるで守られるように存在しているのは偶然ではないのかもしれません。ひょっとすると神はピラト総督の無念な思いを忘れてはいなかったのかもしれませんね。歴史に秘められたロマンがあると嬉しいです。
エルサレム パームサンデ
2025.04.13はエルサレムのパームサンデー(枝の主日:Palm Sunday)です。これはイエスのエルサレム入城を記念するものですが「あれ?こんなに陽気なお祭りなの?」と驚くのではないでしょうか?よく考えてみるとレバント地方のキリスト教徒の多くはアラブ人でしたね! すごい熱気になるわけです。
「支配者」になるか「被支配者」のどちらかになるしかないローマ帝国の時代、そして権威主義的恐怖政治のイスラエルにおいて「何者にも束縛されない自由な魂でいる喜び」、そして「平和」という概念が生まれたということは偉大な事だったのでしょう。
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●エルサレムよりアラビア半島へ:ヨルダン王国
ヨルダン王国 国歌
とても勇ましい国歌です。死海の西(左側)がイスラエル、東(右側)がヨルダン王国という位置関係になっています。
ワディ ラム
ここは地球?というような空間で、しばしば映画のロケ地にもなるところです。でも凄いのはこんな場所にホテルやグランピングする場所があることです。お値段はとても高いですが。
ヨルダン 死海
ヨルダン側にいると死海に美しく夕日が沈むのが見えます。
ペトラ遺跡
ワディ・ラムまで車で2時間くらいの距離なので、タクシーを利用して両方行かれる方もいるようです。料金は7000円くらいのようですね。この遺跡の拝観料は\8000/人ほどかかります。
デジタル産業の発展
日本ではヨルダンといってもイスラム国家というだけで、ほんとんどイメージが湧かないかと思います。ここ数年デジタル産業の発展が目覚ましい国です。
西欧社会や日本からはイスラム教というと「危険」というイメージが定着しているかと思いますが、それはイラン革命以降の話で実際には大きく違います。イスラム教はムハンマドの時代から都市とその交易を中心に栄えてきました。 イスラム共同体を単位としたネットワーク社会構想はムハンマドの時代から存在し、そのネットワーク構想は、中心を持たない網目状のもので、交易を行う上での「街道」という概念を作り、またたく間にイスラム社会が地中海に拡散していく事になります。 この文化は現代のインターネット社会にぴったりと合致するので、今後もヨルダンは大きく発展していくことでしょう。多くの企業がヨルダンに投資しているのは、変わりゆくこれからの時代に対応する為なのかもしれません。ご興味のある方は下記をお読みください。
以下に具体的に2つのコミュニティでモノの流れを説明してみます。3×3=9人の人間がいると仮定します。
@コミュニティが権威主義的封建社会の場合
 モノの流れは8人の人間から中心にいるひとりのみで8通りとなります。
A中心を持たない網目状のコミュニティの場合
 9×8×・・・2×1=362,880通り、というわけで比較にもならないモノの流れが発生します。これが中世においてイスラム社会が地中海にあっという間に広がった原因のようです。現代のインターネット社会の普及もきっと同じですね。
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●エルサレムよりアラビア半島へ:サウジアラビア王国
サウジアラビア国歌
ヨルダン王国の南には広大なサウジアラビア王国が広がっています。
ワディ・アル・ディサー No.1
サウジアラビアのグランド・キャニオンと言われる異様な光景が広がります。あまり日本では知られていないように思います。
ワディ・アル・ディサー No.2
ワディ・アル・ディサー No.3
「ワディ アル ディサー」は、サウジアラビア北西部のタブーク州にある美しい山岳渓谷で「ヤシの木の谷」を意味します。また主にムハンマド ビン サルマン王子自然保護区内にあり治安も良く、夏は暖かく、冬は穏やかな気候なので植栽に適しています。

この方のYouTubeは地元の人柄を脚色なく伝えてくれますが、随所にサウジアラビアのムスリムの開放的な人柄を伝えてくれます。
よく「ビス・ミ・ラー」という言葉が聞こえますが、意味は「アラーの名のもとに」で「さあ始めましょう」や「頂きます」の意味でよく使われます。「マッサラーマ」は「気をつけて(さようなら)」「どうぞ安全に」、「ヤーラ」は「おおアラーよ!」が直訳ですが「さあ行きましょう」の意味になります。
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●エルサレムよりアラビア半島へ:カタール
カタール国歌
サウジアラビアの東(右側)ペルシア湾にちょこっと突き出した半島がカタールです。
またカタールはサーニー家による世襲君主制国家で、潤沢な石油や天然ガスの収入により、医療および教育が無償で社会保障制度も完備しているものの、外国人労働者が国民より多いという実態があります。
カタール航空
カタール航空なしにはカタールは語れないほどです。2023年度航空会社ランキングでは2位(2022年度は1位)でした。
ドーハ
経済発展が目覚ましい近代的都市です。
国営放送アルジャジーラ
アルジャジーラという報道機関を耳にしますがカタールの国営放送です。それにもかかわらず王室のスキャンダルまで放送してしまう奇妙な報道機関ですが、越境3.0で詳しく説明されておりました。
●エルサレムよりアラビア半島へ:アラブ首長国連邦(UAE)
アラブ首長国連邦国歌
アブダビ、ドバイ、シャールジャ、アジュマーン、ウンム・アル=クワイン、フジャイラ、ラス・アル=ハイマの7つの首長国からなる連邦制国家で絶対君主制です。他のアラブ諸国に先駆けてイスラエルと国交正常化しました。イスラム教を国教とするものの、他のアラブ諸国と違って戒律規制は緩いようです。それでもドバイ首長国から最も敬虔で厳格なシャールジャ首長国に至るまで各首長国によって温度差があるようです。
アブダビ
広大な国土に埋蔵された豊富な石油資源によって連邦の政治、経済を支える事実上のリーダー国で、首都アブダビは近代的都市です。
ドバイ
超高層ビルや巨大ショッピングモールを含む大型プロジェクトが建設される世界的な観光都市です。
他のアラブ首長国連邦の構成国同様に世襲式の絶対君主制で現首長はムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥームです。議会選挙は行われておらず結党の自由も認められていません。
アブダビのように石油は産出はせず、経済政策として産業の多角化を積極的に進め、国を挙げて金融と流通、および観光の一大拠点となるよう力を入れました。空を飛ぶドローンタクシーは実用段階に来ており日本は遅れている感じがします。
ただし王室スキャンダルや外国人労働者の劣悪な労働環境など改善すべき点は多数あるようです。
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●エルサレムよりアラビア半島へ:オマーン王国
オマーン国歌
オマーンはUAEの南に位置した絶対君主制国家で首都はマスカットです。ホルムズ海峡の安全航行上オマーンとの友好関係およびオマーン国内の政情安定化は日本経済にとっての生命線ですが、あまり知られていない気もします。
オマーン王室には日本人女性がはいっており両国の関係も深いようです。王位を退いたタイムール・ビン・ファイサル元国王が、日本の神戸でひとりの女性と出会い、帰国後王室を離脱して、日本に結婚するために来日されたのだそうで。フジテレビの『ザ・ノンフィクション』でも放映されたようですが2018/03/04と古くたどれませんでした。奥様は若くして亡くなり、お嬢さんを連れてオマーンに帰国したものの太平洋戦争が勃発して日本に帰国出来ず、数奇の運命をたどられたようです。
電話もろくにできない時代に、よくそんな約束を果たせましたね。愛の力とはすごいものです。
首都マスカット
現在のオマーンは日本並みに治安が良いと言われています。
サラーラ
約20分間と少し長いですが、オマーン最南端に位置する第二の都市サラーラの多様な自然景観が簡潔にまとまっています。ここは緑多い森林から美しい海岸線、そして砂漠まで多様な自然景観に恵まれています。またオマーンの現国王の出生地でもあり、この国では国王が地方都市を巡回して要望を吸い上げて国政に反映させるという、まるで日本の「水戸黄門」の物語を連想させるようなユニークな制度を取っています。そのため国内情勢は非常に安定したものとなっています。
マジリス・アル・ジン洞窟
NHKで取材に行っておりました。オマーンは日本では知られていない国ですが、東北大震災義援金では米国、台湾、タイについで第4位でした。残念ながら、先月7月(2023)の政府の中東訪問の国にオマーンは入っていませんでした。
●エルサレムよりアラビア半島へ:イエメン共和国
イエメン国歌
オマーンの西側に並ぶように位置するイエメン共和国は、昔は王制で平和な国家でしたが、軍事クーデターにより王政が崩壊して共和制へ移行しました。しかしながら表面的な政治制度には関係なく、現在イエメン共和国は全土に外務省危険度レベル4(退去命令)が発令され、失敗国歌あるいは崩壊国家とも呼ばれています。また飢餓に苦しむ国民は600万人(国民の20%)にのぼるとも言われています。一体なぜこんなことに?
普段よく「戦争のない平和な世の中に」という言葉を耳にしますが、本当に恐ろしいのは内戦と相互不信により国家として崩壊することなのでしょう。
その一方でイエメンは山岳地帯が多く、驚くような自然豊かな景観が広がっています。平和が訪れることを願ってやみません。
ソコトラ島
インド洋アラビア海に浮かぶとても美しい島です。「インド洋のガラパゴス」とも呼ばれ、独特の生態系を持ち、貴重な動植物が残る世界遺産にも指定されている島です。
またイエメンの歴史は英国統治⇒軍事クーデター⇒王制崩壊⇒共産革命⇒東西冷戦構造⇒サウジアラビア・イラン敵対による内戦というような複雑な経緯をたどり、島内には爪痕である戦車や襲撃されたタンカーが放置されています。
サウジアラビア国境の山岳地帯
紅海に沿ってサウジアラビアからイエメンにかけて霧に覆われる独特な山岳地帯が広がります。サウジアラビア・イランが和解したことで平和に大きく前進してくれると良いですが。イエメン・コーヒーをぜひ飲んでみてください。チョコレートの味がするコーヒーは絶品です。飲むと幸せになります。
国民的山小屋生活
イエメン西部の山岳地帯では国民的レベルで山小屋生活をしています。これが不屈の精神の秘密かもしれません。こんなところに建物が!衝撃を受けます。
この建築技術と共にイスラム文化=不屈の精神はイエメン⇒メッカ⇒アフリカ北部⇒ジブラルタル⇒スペインへと渡っていったのでしょうか?
フランシスコ・ザビエルが生れたのはレコンギスタでグラナダが陥落した後でした。そこから日本に渡来⇒中山道というように目に見えない糸で繋がっていたのかもしれませんね。奈良井宿が消えずに残っているのは単なる偶然ではないのかもしれません。
⇒日本語訳
日本語訳を作成してみました。ご参考にどうぞ。
ビデオタイトルは「吊り下げられた村々:山頂のイエメンの生活」です。
イエメンの民の不屈の精神、感動します。
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●エルサレムよりアラビア半島へ:バーレーン王国
バーレーン国歌
非常に小さな島国です。右にカタール、左にサウジアラビアという位置関係にあります。
王家のハリーファ家はスンニ派ですが国民の大多数はシーア派よいう社会構造のため政情が不安定でした。かつては絶対君主制でしたが民主化を求める国民による暴動が絶えず2002年より立憲君主制としています。貧困層にシーア派が多く問題も残されていますが、石油産出国のため全体としては豊かな国です。
バーレーンの街
キング・ファハド・コーズウェイ
サウジアラビアとバーレーンを結ぶ全長25kmの長い海上橋でバーレーンの経済を支えています。
週末は戒律の厳しいサウジアラビアから自由なバーレーンへ向けて移動する車で渋滞するそうです。
●エルサレムよりアラビア半島へ:クェート
クエート国歌
1990年8月2日のイラクによる悪夢のようなクエート侵攻以降は、表向きは立憲君主制ということになっていますが、実際には王族支配の絶対君主制です。
2022年9月の議会選挙では王族を中心とした政府に厳しい批判の目が向けられる結果となりました。王族中心の政府と議会が対立し、議会の解散が繰り返されるなど政治の混乱が続いています。
今後は隣国サウジアラビアのムハンマド皇太子の国家戦略に合わせる形の運営になると思いますが、王族の汚職勢力の一掃を要求している事が予想されるので波乱も起きそうな予感がします。
植民地支配がひとたび起こると金が全ての人間関係が社会全体にはびこってしまい、そこから脱却するのは至難の業のようです。
クエートの街並み
クウェートは日本が輸入する原油の1割近くを供給する中東の主要な産油国です。イラクによるクエート侵攻直後の街は悲惨でしたが、現在はその痕跡はほぼ無いようです。
2021年に30年の期間をかけてイラク側はクウェートへの賠償6兆円の支払いを完了したようです。一体なぜイラクはこんな侵攻を起こしたのでしょう?
侵攻から2日間でイラクはクエート全土を制圧してクエート共和国を樹立しましたが、それでは終わらず、結局併合されてクウェート県となったのでした。もちろん国連ではイラクに非難の集中砲火を浴びせて湾岸戦争へと突入します。
この期間クエート政府はサウジアラビアのメッカに近いタイフへ逃れていました。サウジアラビアの紹介にある美しいアル・ハダ山岳道路のあるところです。解放後に王政復活となり今日に至ります。
シェーク・ジャベール・コーズウエイ
バーレーンにある海上橋よりも長い総延長48kmの海上橋です。
アル・キラン
ドバイにあるパール・ジュメールとは異なり、海を内陸に引き込んで水の循環がスムーズに行われるように設計されています。英語ですが日本語字幕が利用出来ます。
この計画はイラクのクェート侵攻により大幅に遅れることになりました。国内報道ではクエート侵攻と湾岸戦争の部分が大きく報道されましたが、実際に最悪だったのはイラク兵が撤退する時だったのです。彼らは撤退する際に油田に放火して手がつけられない状況となり壊滅的な被害を被りました。今日、よくもここまで復興したものです。その一方で現在のイラクは未だに悲惨な状況です。
美しかったバクダットの都は一体何処に?
●エルサレムよりアラビア半島へ:イラク共和国
イラク共和国 国歌
世界で3番目の原油埋蔵国でありながら近年のイラクは戦争・内戦に明け暮れたため国内は疲弊しきった状態です。イエメン同様に王政を打倒して共和制となったばかりに全てが狂い始めてしまいました。植民地支配により金が全ての人間関係が社会全体にはびこった状態では民主主義に移行しようとしても、それはエゴイズムの衝突、宗派の対立、部族間抗争を増幅して相互不信から内戦へ、そして貧困と飢餓を生み出し、テロルを生み出す温床となってしまうのかもしれません。おそらく、その国の文化と歴史に適した政治形態があるということなのでしょう。
2017年のISからの解放から5年の歳月が経過して国内は一見活気を取り戻したように見えますが、負の遺産を放置したままとなっています。負の遺産とはISの戦闘員であった夫を失った家族が3万人近くも存在するという問題です。新しく生まれてしまった子供は国籍を与えられません。20年後は一体どうなっているでしょう?想像に難しくありません。
首都バグダットの様子
今年4月の様子です。破壊されていてもバグダットの街は活気があるようですね。しかしながらIS国に支配されていたモスルの町は見るも無残です。
このモスルの街で戦闘員として訓練されてしまった子供はどうなるのでしょう?日本のゲームに夢中になることで忘れられるでしょうか?一日も早い復興を祈ります。
バグダッドの復興
資源があるだけに富裕層は仕事が速いです。美しいバグダットの街並みが戻るのは、それほど先ではなさそうです。アラブの民は何も無い砂漠に文明を創れる民族だったことを思い出します。
バビロン遺跡
イラクは言わずとしれた古代遺跡の宝庫です。バビロン遺跡はバグダットの近くにありますが、残念ながら一部戦火の爪痕を残しており、まだ一般的に開放されてはいないようです。日本語字幕が利用出来ます。
ウル
ウルは古代メソポタミア南部にあった古代都市です。またウルは『旧約聖書』「創世記」でアブラハム(アラビア語ではイブラヒム)の生誕地ウル・カスディム市だとも言われています。アブラハムはユダヤ教、キリスト教、イスラム教において父祖とされている人物で、伝統的に紀元前2千年に生きていたと考えられています。そういうわけでユダヤ人とアラブ人の祖先は同じアブラハム(イブラヒム)で兄弟なのです。
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●エルサレムよりアラビア半島へ:シリア・アラブ共和国
シリア国歌
言わずとしれた内戦続きのシリアです。破壊された街並みだけ見るとこの世の地獄です。古代遺跡も含めて全てが破壊されました。この国も共和制国家ですが、フランスから独立した時に共和制へ移行したためイエメンやイラクとは状況が違います。昔からこのエリアは人種のるつぼで異文化には寛容だったようで、隣国イスラエルとの間で戦争があったものの、2011年までは日本並みの治安の良さでした。
最古の都市と言われるダマスカスはまだ廃墟が多いですが、それでも生きている人々がいます。不屈のアラブ人らしく、廃墟の扉をあけるとおしゃれなカフェやレストランが現れて驚かされます。
古代都市 アレッポ
焦土地獄、そして瓦礫の山となった古代都市アレッポですが、町が平穏を取り戻してからは徐々に復興しているようですね。日本語字幕が利用出来ます。
最初はチュニジアで起きた民主化運動(アラブの春)がシリアにも波及して、民主化運動が始まったところをアサド政権が武力で弾圧したのが始まりです。それからアサド政権側をイランとロシアが、反体制側をサウジアラビアと米国が支持していましたが、ISISが台頭してからは、ぐちゃぐちゃになった感じです。もう誰が誰と戦っているのかわからない状態に!! 最後はアサド政権が絶対的優勢となって終わりました。
アレッポの町の人々は観光客の姿を見ることを「希望」と感じているように思いました。
シリア7日間の旅
※日本語字幕が利用出来ますが47分と長いです。お時間があるときにでもどうぞ。
現地の人々の思いを懸命に伝えようとしているのがわかります。ガイドの女性はあちこちのビデオに顔を出していますが、観光客の姿を見ることが「希望」だと話していました。

植民地支配以降イスラム社会は大きく変貌してしまいました。国家としての機能や教育水準の向上など良い事も沢山あったのですが、資本主義による財欲の嵐がイスラム社会を壊してしまった感じです。本来イスラム社会では強固な絆を作ろうとするのですが、圧倒的な貧富の格差、放置される貧困(イスラム教では貧しい者には手を差し伸べることになっている)、金銭的な主従関係が切れると絆までリセットされ、裏切りと憎悪が社会に蔓延してしまったように感じます。

現地の人の姿を見るとわかりますが非常にオープンです。イスラム社会が本来の輝きを取り戻してくれると良いですが。
独裁政権崩壊後のシリア No.1
かつてスペインを占領したイスラム王国ウマイヤ朝の首都がシリアのダマスカスだったのです。このビデオに出てくる独裁政権が自国民に向けて使用した化学兵器は「サリンの可能性が高い」と言われています。その攻撃回数は何と106回にも及ぶという事です。
※英語から日本語への自動翻訳が利用出来ます。
独裁政権崩壊後のシリア No.2
このビデオに出てくるサイドナヤ刑務所は拷問の為の刑務所で、もしかするとアウシュビッツ強制収容所と同じレベルかもしれません。
※英語から日本語への自動翻訳が利用出来ます。
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●エルサレムよりアラビア半島へ:レバノン共和国
レバノン共和国 国歌
隣国のシリア同様に宗主国のフランスから独立する時に共和国へ移行しました。他のアラブ諸国とは異なり、レバノンはキリスト教とイスラム教の混合国家です。その昔は首都ベイルートは中東のパリと言われるほど賑やかでレバノン料理は有名でした。残念ながら2020年8月4日にベイルートで起きた硫酸アンモニウムによる爆破事故以降は経済が破綻しています。まるで隕石が落ちたのかと思うような衝撃波により甚大な被害をもたらしました。また芸術の国でもあり多くのアーティストを輩出しています。
マリア像
首都ベイルートの郊外に巨大なマリア像があります。
レバノンの概観
イスラエルの北にある小さな国ですが自然景観の変化に富んだ美しい国です。シリアと国境を接しているためシリア難民を100万人程かかえています。残念ながらイスラエルを国家として承認していません。中東の平和にとって両国の関係は重要な課題ですが、現在のイスラエルでは実現は困難かもしれません。
中東の平和⇒ホルムズ海峡の安全航行⇒中東に石油資源の90%以上を依存する日本への安定供給、という図式がなかなか意識されていないようにも思います。
(ウクライナ戦争以降経済制裁によりロシアからの供給を停止しているため、中東への石油資源の依存度は現状は97〜98%のあたりになっています。)
シーダーズ スキーリゾート
神の森(レバノン杉の森)シーダーズにはスキーリゾートがあります。1月から2月下旬は海水浴とスキーを同時に楽しめるという世界でも稀な魅力を持っています。
ムザール スキーリゾート
中東で最大のスキー場なのだそうです。日本の長野県や新潟県のスキー場は今や全世界的に有名ですが、同じ時期にとても海水浴は出来ませんね。一方、砂漠を暑い場所だと勘違いしてはならず、場所にもよりますが夜は夏でも10℃以下まで冷え込みます。
首都ベイルート
ベイルートは経済が破綻してから政府が発電所を運営出来ていません。このため各家庭がディーゼルエンジンで発電している現状です。このため発電時の騒音と大気汚染が問題になっています。オフィスではかなりの時間停電になるため懐中電灯は必須のようです。今はスマホがありますが。
ベイルートの緯度
現在シリア難民は、生活基盤の確立と安全性、将来の平和への展望が見えないために帰国することが出来ません。そのためには国家レベルの大きな公共事業が必要です。地図を見ると偶然にもレバノンの首都ベイルート、シリアの首都ダマスカス、イラクの首都バグダッドは、ほぼ同じ緯度にあるのがわかります。さらにイランの首都テヘランもさほど緯度は動きません。古代遺跡のある都市は、観光資源の観点からも、サウジアラビアのTHE LINEのような都市計画が進行しても無くなることはないはずです。そうであれば、これらの古代都市を高速鉄道で結ぶ国家を超えたプロジェクトは「希望」となるかもしれませんね。またヨルダンの首都アンマンやイスラエルのエルサレムにも近く高速鉄道で結ぶのは現実的に可能そうです。
またサウジアラビアのメッカに近い都市ジェッダまで結ぶとイスラムの主要な聖地を結ぶだけでなく、ムハンマド皇太子のNEOMプロジェクトとも結合することが出来ます。
※喜んで資金集めに奔走してくれるかもしれません。

日本の江戸時代に築いた東海道(五十三次)487.8km、中山道(六十七次)507.7 kmは、実は世界的に常識外れの都市構想で、天下泰平に大きな役割を果たしていたのでしょうね。サウジアラビアのTHE LINEでは170qですから、その倍以上になります。

宗教的に中立でかつ各々の宗教を尊重しながら、山岳地帯のトンネル技術も優れ、労働者の生活環境にも配慮する国があるとすれば日本しかないと思うのですが、残念ながらリニア新幹線は静岡県知事の反対で中止されたままです。
⇒静岡県知事
リニア建設反対理由もおかしく、最初は言及していなかった環境問題まで持ち出して、最初から妨害するつもりだったように感じます。ひょっとすると、どうしても阻止したい国と関係があるのか?と思い調べてみました。
⇒どうやら親中であることは間違いないようですね!!

リニア新幹線は、南海トラフ地震で東海道新幹線が損傷した場合、交通網を遮断しないためのスペア機能として早期に建設する必要があったはずなのですが。
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●アラビア半島からスペインへ:トルコ共和国
トルコ国歌
有数の親日国家であります。イスラム教信者の多い国にもかかわらずNATO加盟国でしたが、最近は中国およびロシアよりの外交です。またEU諸国からエルドアン大統領は独裁政権と批判されて微妙な立場です。隣国のギリシャやアルメニアとの関係も良くない他、スウェーデンやフィンランドとの関係も良くありません。さらにイスラエルのネタニヤフ首相とは犬猿の仲です。
イスタンブール
2023年2月6日に発生したトルコ大地震はトルコ南部シリアとの国境近くで発生したもので、トルコ最大の都市イスタンブールには大きな被害は出ていません。死者数は計56,000人以上で東北大震災の20,000人を遥かに上回ります。また全壊した建物が多数あり、その模様はシリアの内戦を上回るものになってしまいました。数多くの手抜き工事も発覚したようです。
カパドキア
世界に類を見ない奇岩群です。
アララト山
※日本語字幕が利用出来ます。アルメニアとイランの国境近くにノアの箱舟が到着したと言われるアララト山があります。トルコは経済格差が激しく、田舎では都市部では見られない生活様式を営んでいます。
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●アラビア半島からスペインへ:ギリシャ共和国
ギリシャ国歌
隣国トルコとはキプロスの領有権をめぐって敵対関係にありますが、平和的関係は維持しています。ギリシャ正教徒が90%以上で文化的にもイスラム文化のトルコとは大きく異なります。トルコとの国境は陸続きの箇所があり、近年難民の流入を防ぐ目的で軍事境界線のような壁が建造されました。言わずと知れた観光大国です。
メテオラ
奇岩と生活空間が同居した不思議な世界です。岩の上に外敵に攻撃されない修道院を作ろうとしたのが始まりのようです。
オリンポス山
山頂付近は完全に岩山ですね。鎖もなく大変そうです。
オリンポス山 クライミング
隣国ブルガリアからオリンポス山頂を目指すYouTubeを見つけました。日本の登山で例えると最初は乗鞍岳山頂付近に似ていて、突然剣岳に変わるような感じです。一般的な登山ではなくロッククライミング的登山になるみたいです。
エニピア渓谷
オリンポス山一帯は国立公園になっており山麓にはエニピア渓谷があります。
オリンポス山マラソン
オリンポス山のような岩山なら必ずやクレイジーな人がいるはずなので探して見つけました。最上部の岩山を走っています。私は奥穂高とジャンダルムの間を走っている人に出会った事がありますが、レスキューの訓練の人でした。
リトチョロ村
オリンパス山国立公園の山麓にある村です。ここからオリンポス山やエニピア渓谷に行くようです。
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●アラビア半島からスペインへ:キプロス共和国
ファマグスタ ヴェロシャ
現在のキプロスは北キプロス・トルコ共和国(トルコのみ承認)とキプロス・ギリシャ共和国の分断国家となっています。1974年のトルコ軍の侵攻により、それまで観光地として繁栄していた島の東部にあるファマグスタ地区ヴェロシャはゴーストタウンとなってしまいました。現在は平穏を維持していますが、この状況は変わっていないようです。
キプロスの位置
キプロスの位置はトルコの南に位置し、シリア、レバノン、イスラエル、エジプトと近く、戦略的に極めて重要な位置にあります。このためキプロス島の一部はスペインのジブラルタル同様に英国領となっており、アクロティリおよびデケリアの2か所があります。
グリーンライン
グリーンラインとは南部のギリシャ系住民が支配する地域と、分離独立を求めている北部のトルコ系住民との衝突を抑止するため、1974年に国際連合が引いた緩衝地帯(停戦ライン)の通称のことで立入禁止区域となっています。ここまで状況が悪化した背景には、かつてギリシャが軍事独裁政権であった事が大きく影響しているようです。近年は大きな衝突はなく、パスポートさえあれば検問所を自由に通行できます。
首都ニコシア(南部ギリシャ側)
※日本語字幕が利用出来ます。18分と少々長いですが説明が丁寧です。
首都自体が分断されていますが、かつての戦火の爪痕はありません。今回のビデオはギリシャ側ですが、北と南では言葉の違いだけで大きな違いは感じない状況です。
首都ニコシア国境ライン
イスラエルとパレスチナの検問所とはまるで別物、もはや実質的な意味はなく観光地の一部と化しているのがわかります。観光資源として残すのもあり、なのかもしれません。
ファマグスタ
北キプロスのファマグスタは内戦終了後にトルコからの移民で人口が増え、古代遺跡もある観光地となっています。一方でゴーストタウンも同居する不思議な空間です。ゴーストタウンの管理は国連となっているので進展のないまま時間が過ぎ去りました。もはや観光資源の一部といった感じになっています。
トゥルードス山脈
島の中心部にある山脈で最高峰は1952mのオリンポス山です。ハイキングコースも多数あり冬季は冠雪します。
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●アラビア半島からスペインへ:北マケドニア共和国
北マケドニア国歌
旧ユーゴスラビアの一部でしたが独立しました。2020年にNATOへの加盟が承認されましたがEU加盟は申請段階です。自然景観も含めて非常に独自性のある国です。
マケドニアの位置
ブルガリア、ギリシャ、アルバニアに隣接しています。
オフリド
アルバニアとの国境近くにある町で、美しいオフリド湖があります。※日本語字幕が利用出来ます。
ヘラクリア・リンケンティス
中世の雰囲気を残す美しい町ビトラの南部にある遺跡です。
ガリシカ国立公園
オフリド湖を望む山々で構成された美しい国立公園です。風変わりな山々で樹木が生育していません。そのため素晴らしい展望を終始楽しむ事が出来ます、
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●アラビア半島からスペインへ:アルバニア共和国
アルバニア国歌
美しい国土を持つ国ですがエンヴェル・ホッジャというスターリン主義の独裁政権時代は鎖国状態で収容所列島とか言われた時代がありました。全ての宗教活動を禁止、無神論の国を宣言した唯一の国です。
解放後も国民の大多数がねずみ講にはまって経済が破綻したりした悲惨な経緯がありました。現在は大きく変わって西側諸国の一員で2009年NATOに加盟し、北マケドニアとともにEU加盟を目指しています。地理的にもイタリアとの関係が強く、イタリアの協力を仰ぎ観光産業が主力です。
東欧では珍しくイスラム教文化ですが2022年イランとは断交しました。理由はイランがテロを支援するためで米国同様に悪の枢軸と考えています。
アルバニアの位置
イタリア、アルバニア、ギリシャを巡る観光が人気です。
カスミル島
ギリシャの島に勝るとも劣らない美しい島で、地中海の楽園として人気の高い島です。
テス(Theth) No.1
隣国モンテネグロとの国境近くに広がる美しい山岳エリアです。
テス(Theth) No.2
※日本語字幕が利用出来ます。
テスのハイキングガイドです。隣国モンテネグロとの国境にある、この山岳エリアの岩と緑に囲まれた美しさは心を惹きつけるものがあります。今では欧州全域から登山客が押し寄せるほどで、アルバニアの高度成長を支える原動力となっています。
テス(Theth) No.3
※日本語字幕が利用出来ます。
ヴァルボナからテスヘ向かうハイキングです。日本の上高地から安曇野へ抜けるような感じで、穂高のような岩山を楽しみながら歩く人気の高いハイキングコースです。秋なのでそれほど混雑はしていないようです。穂高だと紅葉の季節の方が混雑していますが。欧州では長いサマーバケーションを取得してしまうので行きにくいのかもしれません。日本の山々のアクセスの良さは世界でも群を抜いていて週末に1日足せば一杯楽しめてしまいますね。
テスへ向かう山岳道路
シュコドラからテスへ向かう山岳道路を走る35分のビデオです。
シュコドラからヴァルボナ渓谷ヘ向かうコマン湖フェリーと合わせて考えると、一帯は素晴らしい観光地となっています。
テス観光
ショコドラからコマン湖フェリーでヴァルボナ渓谷へ向かい、ハイキング(登山)で山を越えてテスへ出て、山岳観光道路でシュコドラへ戻るというコースが一般的なようです。
秋のテス
岩山がひときは美しく見えます。
Zla Kolata山
ヴァルボナ渓谷から入山するZla Kolata山2534mは人気の高い登山で日本の穂高のような岩山です。
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●アラビア半島からスペインへ:モンテネグロ共和国
モンテネグロ国歌
共和制国家ではありますが、不思議な事に選挙で選ばれる大統領には天皇のような象徴的役割しかなく、政治的な実権は首相が担います。また政党名も聞いた事もないような不思議な名前が沢山あります。例を挙げると「アレクサとドリタンよ、勇敢に戦え!」連合や「平和は私たちの国」連合などです。またNATOに加盟してはいますが中国の影響力が強い国です。一帯一路に加盟してる一方、中国からの融資が返済不能となった場合に中国がモンテネグロの土地・財産を取得できる契約となっているため、モンテネグロ国内でも警戒されています。このあたりは鎖国していたアルバニアがイタリアやギリシャと協力関係を構築して観光開発で飛躍的に発展したのとは対照的です。
またアルバニア同様に美しい自然を求めて2022年から観光客が急激に増大するようになったようです。
プロクレティエ
※日本語字幕が利用出来ます。
プロクレティエは国立公園になっていて、アルバニアとの国境近くにあるギザギザの岩山群は見ごたえがあります。
プロクレティエ国立公園
素晴らしい観光地満載の美しい山岳国家ですが、欧州からから観光客が訪れるようになったのは2020年あたりで秘境感が強いところのようです。
ドゥルミトル国立公園 プルタス山への登山
プロクレティエ登山の旅
どこの世界にも見ているだけでは満足できず登りだす人がいるものですね。ドローン撮影を織り交ぜながら1時間11分にもなる登山のビデオを作成されています。日本語ではありませんが映像で感動を伝えてくれるビデオになっています。3000mに届かないくらいの岩山群で穂高とよく似ています。長いので時間のあるときのでもどうぞ。
その昔、十字軍はモンテネグロ、アルバニア、マケドニア、ギリシャ、トルコ、シリア、レバノンと多人数を率いて戦いながら超えて行ったのだとか。壮大な遠征ですね。標高の低い渓谷を通過すると襲撃に合うため山岳地帯を選択して侵攻したこともあったと思います。食料、水、宿営はどうしていたのでしょう。
中でも第5回十字軍遠征は戦うことなく和平を結んだ戦いでした。偉大な業績だったのだと思います。そして現在の中東にも受け継がれることを祈ります。
コトル
コトルは町全体に歴史を感じるアドリア海の要塞都市です。近年はイタリアとの間に豪華客船が就航するほどの人気スポットになりました。アナと雪の女王の世界を彷彿とさせる雰囲気があります。
コトル 地中海クルーズ
欧州では絶大な人気を誇る世界遺産の要塞都市コトル。日本人がクルーズ船で訪れていました。
コトル セルペンティン 山岳道路
ヘアピンカーブを繰り返す美しい山岳道路でコトル湾を見下ろす事が出来ます。
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●アラビア半島からスペインへ:ブルガリア共和国
ブルガリア国歌
社会主義国時代は東欧諸国中随一の親ソ国でしたが、ソビエト崩壊後は西側諸国の一員としてEUおよびNATOに加盟しています。近年西側諸国にIT産業の受託ビジネスで経済成長を成し遂げているものの所得水準は決して高いとはいえません。
ブルガリアの位置
黒海に面しているのが最大の特徴で軍事的にも重要な位置にあります。街並みや自然景観は美しいのですが隣国ギリシャに比べて決して治安は良いとはいえません。
メルニック
ギリシャとの国境近くにある山岳リゾートです。大挙して人が訪れるギリシャと比べるとゆったりとした時間を過ごせるようです。何と言っても街並みがとても美しいです。
ベログラドチック No.1
北西部に広がる奇岩の織り成す不思議な世界です。
ベログラドチック No.2
最上部にのっかている岩はそのうち落ちるのでしょうね。
ブルガリアの山々
3000mにはわずかに届きませんが2500m〜3000mの山々が織り成す景観は素晴らしく、モンテネグロやアルバニアと並んで近年脚光を浴びています。
ピリン国立公園 No.1
緑と雪と氷河に削られた岩山、そしてお花畑と脚光を浴びている山岳国立公園です。バンスコの南に広がっています。
ピリン国立公園 No.2
※日本語字幕が利用出来ます。
リラ山脈にある7つの湖と修道院
ピリン国立公園の北側にはリラ山脈が広がります。7つの湖周辺は人気のハイキングコースになっていて、中でもリラ修道院の壁画は素晴らしいく多くの観光客で賑わいます。
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●アラビア半島からスペインへ:ボスニア・ヘルツェゴビナ
ボスニア・ヘルツェゴビナ 国歌
悲惨な紛争を乗り越えて現在はNATO加盟とEU加盟を目標に経済の発展に取り組んでいます。まだ内戦の爪痕を残していますが基本的には美しい山岳国家です。国歌にはまだ承認された歌詞が存在しませんが大変美しい曲だと思います。残念ながら欧州でもトップクラスの失業率で周辺国家へ移住する若年層が多いという現実があり、経済的な課題を乗り越える事が出来きていません。最大の問題は地雷で農業に使えない状態で放置されています。隣国のモンテネグロやアルバニア同様に観光業を発展させることは十分可能だと思います。
ネレトヴァ渓谷 No.1
渓谷沿いの道路をドライブしながら周囲の景観を撮影したビデオです。こんな美しい景観を持つ国で内戦とは、あまりにも残念な思いがします。「平和」という言葉はよく耳にしますが、憎悪の連鎖を断ち切り、憎しみが蔓延することのない平和な社会を実現しましょう、という言葉を耳にしないのは何故なのでしょう?
ネレトヴァ渓谷 No.2
電車や車の車窓から眺めたら最高でしょうね。
ネレトヴァ渓谷 No.3
スチェスカ国立公園 No.1
モンテネグロとの国境付近にある美しい山岳国立公園です。
スチェスカ国立公園 No.2
冬季の光景です。雪を頂いた山並みは素晴らしいですね。
クラビカの滝
皆さん普通に泳いでいますね。滝つぼからの水しぶき涼しそうです。
ブリディネ自然公園 No.1
東部に広がる美しい山岳公園です。
ブリディネ自然公園 No.2
モスタル
ユーゴスラビアから独立したボスニア・ヘルツェゴビナで1992年から1995年まで続いた民族紛争は歴史・文化遺産を容赦なく破壊しました。首都サラエボの南西約70kmにある古都モスタルの象徴であったオスマン朝時代の古い橋も砲弾によって崩れ落ちました。現在は再建されて、町全体も絵のように美しく歴史ある街として修復され、世界遺産として登録されています。
ビデオの最後に内戦の爪痕が写されますが、愚かな行いを忘れぬように意図して保存しているようです。
サラエボ
1984年にオリンピックが開催された都市です。前回のモスクワオリンピックでは多数のボイコットがあったため盛大に盛り上がりましたが、直に激しい内戦に陥り今もオリンピック会場は廃墟です。

もともと第1次世界大戦はサラエボ事件というオーストリア・ハンガリー帝国の皇太子夫妻が暗殺された事件をきっかけに始まりました。そのため世界中がサラエボ紛争の終結を強く祈願していました。

今は希望を感じる程、素晴らしい観光都市に生まれ変わっています。基本的には欧州にありながらもイスラム教の都市です。
●アラビア半島からスペインへ:セルビア共和国
セルビア国歌
残念ながらコソボの独立に関してまだ対立状態にあります。 平和的解決を模索していますが、まだ解決していません。
セルビアの位置
完全な内陸国となっています。首都はベオグラードで旧ユーゴスラビアの首都でした。
デビルズ・タウン
神秘的な奇岩の景観です。
ベオグラード
ベオグラードは「白い街」を意味する言葉でヨーロッパ最古の都市のひとつです。
●アラビア半島からスペインへ:クロアチア共和国
クロアチア国歌
2009年にNATO(北大西洋条約機構)への加盟が認められ、2013年7月にはEUに加盟しました。地理的に考えても、何故最初から西側諸国でないのだろう?と不思議に思うほどです。
クロアチアの位置
アドリア海の対岸イタリアとの距離も近くハンガリー、スロベニア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナと接しています。
マカルスカ リビエラ
山岳地帯と海のコントラストが素晴らしい観光地ですが、旧社会主義の面影は全くなく、残念ながら非常に物価が高いです。富裕層向け観光地といった方が良いかもしれません。
ガレスニャック島
空から見るとハート型の形をしている島です。海の青さが半端ではなく大変人気の高い観光地となっています。
プリトヴィツェ湖群国立公園
クロアチアの首都ザグレブから南に位置する、ボスニア・ヘルツェゴビナとの国境近くにある国立公園です。
ドゥギ島
とにかく遠浅の透き通った海がこの世のものとも思えないほど素晴らしいです。
クルカ国立公園
自然の宝庫クロアチアの中でも、アドリア海に近いクルカ国立公園は美しい滝が連なる大人気の観光スポットです。
クルカ国立公園の滝を背景にしたHauserさんの演奏
Hauserさんは美しい自然景観を誇るクロアチアの演奏家です。自然を背景に気取らずに裸足で演奏する姿はHauserさんの魅力のひとつです。
ドゥブロブニク
ドゥブロブニクは飛び地であるクロアチア南部にあるアドリア海に面した小さな港町です。紺碧の海を背景にした白壁とオレンジ色の屋根が連なるその街並みは「アドリア海の真珠」とも称されるほどの美しさで多くの観光客が訪れます。
 また中世に海洋交易によって繁栄したドゥブロブニクは高さ25メートルもの強固な城壁に守られており、その美しい姿は長きに渡り留め、1979年にはその歴史的価値が認められ世界文化遺産として登録されました。しかし1991年以降のセルビア・クロアチア内戦により甚大な被害を受け、危機遺産として登録されることになりました。現在はドゥブロブニクの人々の懸命な努力により元の美しい街並みに戻りつつあります。そして戦争の愚かさや故郷を愛する人々の想いを教えてくれているようにも思います。
ドゥブロブニクでのHauserさんの演奏
クロアチア観光案内
日本人によるクロアチアの観光案内です。
プーラ
プーラはクロアチア北西部のイストリア半島先端にあるアドリア海に面した港街です。古代ローマ時代の建築物が数多く残っていることで有名な町です。
プーラ円形劇場でのHauserさんの演奏
首都ザグレブ
クロアチアの首都ではあります歴史ある建物が多い美しい街で、多くの観光客が訪れます。
●アラビア半島からスペインへ:スロヴェニア共和国
スロヴェニア国歌
イタリア、オーストリア、ハンガリー、クロアチアと接する小さい国ですが、美しすぎる山岳地帯と歴史の両面を備えた国です。国歌にも美しい自然が反映されています。また旧社会主義国でしたが近年は観光大国として急成長を遂げています。残念ながら日本では知名度が全くありません。
スロヴェニアの位置
クロアチアとの国境付近は広大なカルスト地形となったおり不毛の土地が広がっています。
しかし不毛とは言っても地下には広大な鍾乳洞があるわけで観光名所にもなっています。
ポストイナ鍾乳洞 No,1
ヨーロッパ最大の鍾乳洞とも言われています。その評判どおり鍾乳洞観光の出発点までインディジョーンズさながらのトロッコ電車に乗車しなければなりません。
ポストイナ鍾乳洞 No,2
日本人の方が行かれた体験記になっています。
トリグラウ国立公園 No.1
オーストリアとの国境近くにそびえるジュリア・アルプス山脈にある国立公園です。美しすぎる山脈ですが日本国内での知名度はありません。
トリグラウ国立公園 No.2
トリグラウ国立公園のハイライト。スロヴェニアの最高峰でありシンボルでもあるトリグラフ山2864mは完全な岩山です。人気も高く大勢の方が登頂を試みています。
クルマ(krma)渓谷からプラニツァ(山荘)を経てトリグラウ山へ
途中のきつい登りは省略して美しいところだけを撮影されたようです。白い岩山が素晴らしいですね。山荘のあるプラニツァから山頂へは剣岳並みの危険な岩登りとなっています。
プラニツァからトリグラウ山へ
ジュリア・アルプス山脈では山登りの基本が岩登りで、女性も子供もめげずに登っているようです。高所恐怖症では無理かもしれませんが。
ヤロベツ山登山
イタリアとの国境に近いヤロベツ山は穂高レベルの危険な岩山です。それだけに山麓の渓谷から眺めるだけでに終える方も大勢いるようです。登山の成功を運命づける最も重要な条件は天気を読むことだと書かれていました。標高は2,645mです。
トリグラウ山 マウンテンラン
登山口から山頂まで2hというクレイジーで危険なマウンテンランです。とにかく天気が素晴らしく途中ルートの危険さも把握できるビデオになっています。日本語訳が出来ませんが十分理解できる内容です。
クルン山
クルン山はイタリア国境に近いスロヴェニアの北西にある標高2244mの山です。ジュリア・アルプス山脈の中ではありますが、単独蜂に近く、周囲の山々を眺めながらの絶景登山は人気も高いです。
ブレッド湖
ブレッド湖はジュリアン・アルプスに位置する氷河湖で、スロベニアを代表する観光地です。周辺は風光明媚な景観に恵まれ、遠景の山並と共に城の景色が広がります。
マンガルト山 山岳道路
イタリアとの国境にあるマンガルト山をスロヴェニア川から登る山岳道路です。森林限界を超えて素晴らしい展望が楽しめます。車線が狭いのが残念です。
マンガルト山 登山
マンガルト山へはスロヴェニアルートとイタリアルートがあるようです。スロヴェニア川から登ると山岳道路を利用できて楽々登れるようです。とはいえ完璧な岩山ですが。カメラはヘッドに装着されているので視点が少し揺らぎますが、厳しい岩山登山の様子が十分伝わってきます。鎖や標識は完璧に整備されているようですね。
首都リュブリャナ
リュブリャナはスロベニアの首都ではありますが、さすがはヨーロッパですね、自然とともに中世の街並みが美しく再現されています。近代化した都市とは目指している方向が違うように感じます。
カニン山
カニン山はイタリアとの国境にある2587mの山で、高い樹木の育たない独特な景観を持っています。また冬はスキーリゾートとしても知られています。
カニン スキーリゾート
このスキーリゾートはイタリア側(セラ ネヴェア)とスロベニア側(カニン)からなる多国籍リゾートになっています。ジュリアン アルプスの真ん中に位置するこのスキーリゾートは、周囲の尾根や山頂の素晴らしい景色を眺めることができるのが最大の特徴です。
●アラビア半島からスペインへ:ハンガリー共和国
ハンガリー国歌
隣国のオーストリアやスロベニアとは対照的に国土全体が平坦で、首都ブダペストを流れるドナウ川が国のシンボルです。また歴史ある街が非常に多いのも特徴です。
首都ブダペスト
歴史ある街並みが美しいのは言うまでもありませんが、どのスポットを取っても絵になる奇跡のような街です。
ブダペストの街並み
ヨーロッパの街並みには音楽がよく似合います。ハンガリーの作曲家ゾルタン・コダーイの「夕暮れの歌(祈り)」はハンガリーの魂とも言える曲で、ブダペストの街並みのどこでも演奏される素晴らしい曲です。そしてブダペストは何もかも絵になる素晴らしい街です。
バラトン湖
ハンガリーには高い山はありませんが、それでも美しい自然が豊富です。バラトン湖はスロベニアに近いエリアにある美しい淡水湖です。
センテンドレ
センテンドレはハンガリーの首都ブダペストの郊外にある川沿いの町です。中世の面影を今に残す美しい街並みです。ヨーロッパの街並みは色彩的に鮮やかですね。一方、奈良井宿のような日本の街並みは、自己主張せず、自然に溶け込んでいる美しさがあるように感じます。
ホルトバージ国立公園
ハンガリーには高い山はありませんが、一方で東部にはユネスコ遺産ともなっているホルトバージ国立公園の大草原が広がっています。あきれるほど何もなく、憩いの場所として訪れる人も多いようです。
●中央アジアの景観
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●中央アジアの国々(トルクメニスタン)
トルクメニスタン国歌
共和制国家をうたっていますが実際にはベルディ・ムハメドフ大統領の独裁政権で2022年から息子さんが大統領を引き継ぎました。天然ガスの資源が豊富で世界4位です。またスンニ派のイスラム教国家です
トルクメニスタンの位置
首都アシガバート
首都アシガバートの建造物は全て白い大理石で作られていますが、これは大統領の趣味です。2022年に「若い世代に権力を引き継がなければならない」と辞任して、選挙の結果、大統領は息子さんに譲られました。
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●中央アジアの国々(ウズベギスタン共和国)
ウズベキスタン共和国国歌
トルクメニスタンの東(右)に位置する国で共和制国家です。ミルジヨエフ大統領になってからは、かつての独裁政権から民主的路線へと移行しています。豊富な天然ガスの資源に恵まれて近年は経済発展が目覚ましい国です。
またトルクメニスタンと共に平野部は砂漠ですが、キルギス側には「同じ国?」と思うような緑豊かな山岳地帯が広がります。宗教はイスラム教スンニ派です。トルクメニスタン同様にアフガニスタンと隣接する影響もあり報道規制は厳しいようです。経済制裁による貧困のために、アフガニスタンの現状はかつて人類が経験した事がないようなレベルになってしまいました。今のアフガニスタンには核兵器よりも恐ろしいものがあります。
ウズベキスタンの位置
ウガム・チャトカル国立公園
首都タシュケントのキルギス側(東側)には緑豊かなウガム・チャトカル国立公園の山岳地帯が広がります。西側平野の砂漠地帯と同じ国だとは思えないほどです。
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●中央アジアの国々(タジキスタン共和国)
タジキスタン共和国国歌
ウズベキスタンの東側(右)に位置する国で、平均標高は3000mを超える超山岳国家です。
またタジキスタン共和国はラフモン大統領の独裁政権で、トルクメニスタン以上に言論や報道規制が厳しいです。しかしながら、これは1992年から5年間続いた内戦の影響が大きいように思います。
地下資源に乏しいため平均月給が3万円程度しかなく、隣国のウズベキスタンやカザフスタンで出稼ぎ労働を行って仕送りしている現状です。
タジキスタンの位置
タジキスタン概観
街のいたるところにラフモン大統領の巨大な肖像画が掲げられています。
首都ドゥシャンベ
かつての内戦の痕跡はもはやなく美しく近代的に生まれ変わっています。独裁国家ではあってもイスラム文化らしく、自然と調和するように公園や噴水そして緑に囲まれている都市つくりをしているのがわかります。外交的にはロシアから中国へシフトしましたが、中国とはほどほどの関係でしかなく強固な関係を築こうとしているのはサウジアラビアをはじめとする中東諸国です。
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●中央アジアの国々(キルギス共和国)
キルギス共和国国歌
タジキスタン共和国の北に位置する国で、タジキスタン共和国同様に標高3000mを超える超山岳国家です。イスラム教スンニ派ではありますが、政治的混乱を経て現在はジャパロフ大統領が就任しています。比較的民主的な政権ですが報道規制は厳しいです。
首都ビシュケク
イスラム文化らしく公園と緑に調和するように美しく配置されていますね。外交的にはロシアから中国へシフトしていますが強固な関係を築くというわけではありません。本当に強固な関係を築こうとしているのはサウジアラビアをはじめとする中東諸国です。
クーヒ・ガルモ峰(旧レーニン峰)
イシク・クル湖、アラ・クル湖に加えて、かなり離れたタジキスタンとの国境近くにある旧レーニン蜂7134mの山までも眺めていました。
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●中央アジアの国々(カザフスタン共和国)
カザフスタン共和国国歌
中央アジアの盟主的存在です。国土の大部分が砂漠ですが、地下資源が豊富で経済発展が著しい国です。イスラム教が70%を占めますが戒律的にはキリスト教と同じレベルです。
アルマトイ
首都はアスタナですがカザフスタン最大の都市です。また中央アジアでは群を抜いた近代的都市です。現在のトカエフ大統領は反ロシア色が強く、中国への留学経験もあることから表向きは中国よりの政策を取っていますが、信頼しているというわけではありません。他の中央アジア諸国はもちろんのこと中東諸国との関係を強化しています。
またアフガニスタンの脅威は強く認識しており言論と報道規制は厳しくなっています。
カザフスタン周辺の地図
国土面積の大きな国で他の中央アジアとの関係も良好です。周辺国からの出稼ぎ労働者によって地下資源関連の産業が支えられています。
ビッグ・アルマトイ湖
キルギスとの国境近くにある美しい湖です。※20分近いウォーキングビデオです。天気が快晴で素晴らしいです。
イリ・アラタウ国立公園
アルマトイ近郊はキルギス国境に近く沢山の観光スポットがあります。
過去のリンク
●ディマッシュ・クダイベルゲン(カザフスタン)の世界
Love is Like a Dream
愛の喜びを歌うロシア語の原曲を、愛する苦しみを歌う曲に編曲してしまいました。最初はしゃべるだけ、徐々に言葉に音程をつけて、全ての言葉が音程でつづられた瞬間に転調、空間一杯に心情を伝え、最後fffまで持っていく表現力は圧巻です。※字幕が利用出来ます。
The Story of One Sky
強烈な平和への願いです。作曲・演出はディマッシュが行い、兵士の役も演じています。
ビデオに出てくるペンダントは日時計で少しでも形が狂うと役割を果たしません。形が狂った日時計を独裁者と重ねています。
音楽的な演奏効果は圧巻で、彼の才能をあますことなく発揮しています。
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●癒しの温泉
癒しの温泉は信州紹介のページに移動しました。
●その他
花筏 作品紹介
奈良井宿MAP
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